2018年度 公開研究会
生きた景観マネジメントの実践 IN 京阪神
2018年6月2日(土)14:00~17:00(開場・受付13:30)
盛会のうちに終了いたしました。ゲスト・ご出席の皆さま、有り難うございました!
主催:日本建築学会・都市計画委員会・生きた景観マネジメント小委員会
共催:大阪市立大学
【主 旨】
生きた景観マネジメントの取り組みは、いわゆる景観の誘導施策で完結せず、公共空間のデザインや利活用を想定したマネジメントのあり方や、エリアマネジメント団体、地域団体等の活動との連携も含めながら、多面的なアプローチで進められています。
また、生きた景観マネジメントという概念の確立に向けて、景観工学の先駆者である中村良夫先生に基調講演をいただきます。つづいて、京都市、大阪市、神戸市といった京阪神の大都市において、こうした生きた景観マネジメントの実践が進められており、これらの取り組み報告をもとにその展望や可能性についてパネルディスカッションを行います。
【プログラム】
1.趣旨説明 大影佳史(関西大学)
2.基調講演 中村良夫(東京工業大学名誉教授)
3.パネルディスカッション 「生きた景観マネジメントの可能性」
パネリスト 文山達昭(京都市都市計画局)
本田亙(神戸市住宅都市局)
小松靖朋(大阪市建設局)
コーディネーター 嘉名光市( 大阪市立大学)
全体司会 栗山尚子(神戸大学)
記録 大阪市立大学・阿久井康平(富山大学)
【定員】 53名
【会場】 大阪市立大学文化交流センター ホール(大阪駅前第2ビル6F)
JR 大阪駅 / 地下鉄御堂筋線・阪神・阪急梅田駅から徒歩約 10 分
中村良夫先生から「生きた景観の道(景観の再定義)」「太田川の経験」「サカリバというニハ」「コモンズを考える」という4つの観点から基調講演をいただきました。
文山達昭氏(話題提供者1)より「新景観政策10年とこれから」について話題提供をいただきました。
本田亙氏(話題提供者2)より「まちなか防災空地 神戸から考えるこれからの暮らしかた」について話題提供をいただきました。
小松靖朋氏(話題提供者3)より「道路空間の再配分と景観マネジメント」について話題提供をいただきました。
京阪神における生きた景観のマネジメントに関する話題提供を手掛かりに、その展望や可能性について議論・意見交換を行いました。